ミノキシジルの内服は危険?外用との違いとガイドラインの推奨度D

ミノキシジルの内服は危険?外用との違いとガイドラインの推奨度D

PR この記事にはクリニックの広告リンクが含まれます。掲載している料金は各クリニックの公式サイトの表示(すべて税込)をもとにしています。

ミノキシジルには塗るタイプ(外用)と飲むタイプ(内服)があります。同じ成分ですが、日本皮膚科学会の診療ガイドラインでの評価は真逆です。外用は推奨度A(行うよう強く勧める)、内服は推奨度D(行うべきではない)とされています。

ところが、オンライン診療の発毛プランには内服が入っていることが珍しくありません。なぜ評価が分かれるのか、濃度でどれくらい差が出るのか、そのうえでどう選べばいいのかを、公的な資料と3院の公式表記から整理します。

治療 推奨度 推奨文
フィナステリド内服 A 行うよう強く勧める
デュタステリド内服 A 行うよう強く勧める
ミノキシジル外用5% A 行うよう強く勧める
自毛植毛術 B 行うよう勧める
カルプロニウム塩化物外用 C1 行ってもよい
ミノキシジル内服 D 行うべきではない

出典 日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」(男性型脱毛症に対する推奨度)

処方されれば診察料0円全国15院で対面国内後発品とザガーロ配送料550円
  • 国内で承認された薬を扱っている
  • 薬が処方された場合は診察料がかからない
  • 対面のクリニックもあり、オンラインと使い分けられる

クリニックフォアの公式サイトで料金を見る

※自由診療※クリニックフォアは医療機関であり、医師の診察・診断に基づいてお薬が処方されます。※処方されなかった場合は初診時に診察料税込1,650円がかかります。※詳細は公式サイトをご覧ください

目次

ミノキシジルの外用は推奨度A、内服は推奨度D

日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」は、治療ごとに推奨度をつけています。推奨度はAからDの5段階で、Aが「行うよう強く勧める」、Dが「行うべきではない」です。

ミノキシジルの外用は推奨度Aで頭皮に塗り内服は推奨度Dで全身にはたらくことを比べた図
同じ成分でも、塗るか飲むかでガイドラインの評価が両端に分かれます。

同じミノキシジルでも、塗るか飲むかで評価がここまで分かれます。これは「内服のほうが強いから危ない」という単純な話ではなく、内服については有用性を確かめる臨床試験がそもそも実施されていない、という理由です。

飲む・塗る はたらき 役割 推奨度
フィナステリド 内服 5α還元酵素II型を抑える 抜け毛の進行を抑える A
デュタステリド 内服 5α還元酵素I型とII型を抑える 抜け毛の進行を抑える A
ミノキシジル 外用 毛をつくる細胞にはたらく 発毛を促す A(5%)
ミノキシジル 内服 同上(全身に作用する) 発毛を促す D

抜け毛を抑える薬と発毛を促す薬は別のはたらきをします。推奨度は日本皮膚科学会のガイドライン2017年版によります

推奨度Aと推奨度Dが何を意味するか

日本皮膚科学会のガイドラインは、治療ごとに推奨度をAからDまでで示しています。Aは行うよう強く勧める、Dは行うべきではないという意味です。同じミノキシジルでも、塗るか飲むかで評価がこの両端に分かれます。

推奨度 意味 ミノキシジルで該当するもの
A 行うよう強く勧める 外用5%
B 行うよう勧める
C1 行ってもよい
D 行うべきではない 内服

表は横にスワイプできます

それでも発毛プランに内服が入っている

オンライン診療の発毛プランには、この推奨度Dの内服がほとんどに入っています。安いプランほど入っていると考えたほうが実態に近く、プランの名前だけでは判断できません。

4つの薬で承認の状況を並べる

国内の承認 同成分の国内承認薬 諸外国での承認
フィナステリド内服 AGA治療薬として厚生労働省に承認されていないものを扱っています 国内で承認された同成分の薬があります アメリカ食品医薬品局(FDA)でAGA治療薬として承認されています
デュタステリド内服 AGA治療薬として厚生労働省に承認されていないものを扱っています 国内で承認された同成分の薬があります FDAでは前立腺肥大症の薬として承認されています
ミノキシジル内服 AGA治療を目的とした処方は国内で承認されていません 国内で承認された同成分の内服薬はありません FDAで高血圧の薬として承認されていますが、諸外国でもAGA治療目的の使用は承認されていません
ミノキシジル外用 AGA治療薬として厚生労働省に承認されていないものを扱っています 濃度の異なる一般用医薬品なら承認されています FDAでAGA治療薬として承認されています

表は横にスワイプできます

クリニックフォアの公式サイトに掲載されている未承認医薬品等の記載から。いずれも重篤な副作用が出た場合は医薬品副作用被害救済制度の対象外です。

ミノキシジル内服だけ、同成分の国内承認薬がなく、諸外国でもAGA目的では承認されていません。表の中で1つだけ状況が違います。

推奨度はAからDまでの5段階

Aが行うよう強く勧める、Bが行うよう勧める、C1が行ってもよい、C2が行わないほうがよい、Dが行うべきではない、という5段階です。

ガイドラインが評価している治療は13項目ある

薬だけではありません。植毛やレーザー、かつらまで評価されています。オンライン診療で出てくる薬は、この表の上のほうと下のほうに分かれて入っています。

治療 推奨度 推奨文
フィナステリド内服 A 行うよう強く勧める
デュタステリド内服 A 行うよう強く勧める
ミノキシジル外用5% A 行うよう強く勧める
自毛植毛術 B 行うよう勧める
LED・低出力レーザー照射 B 行うよう勧める
アデノシン外用 B 行うよう勧める
カルプロニウム塩化物外用 C1 行ってもよい
ケトコナゾール外用 C1 行ってもよい
かつら C1 行ってもよい
ビマトプロスト・ラタノプロスト外用 C2 行わないほうがよい
成長因子導入・細胞移植 C2 行わないほうがよい
人工毛植毛術 D 行うべきではない
ミノキシジル内服 D 行うべきではない

表は横にスワイプできます

日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」の男性型脱毛症に対する推奨度です。

同じミノキシジルが表の両端にある

外用5%が推奨度A、内服が推奨度Dです。13項目の中で、同じ成分が最上位と最下位に分かれているのはミノキシジルだけです。

ミノタブと呼ばれているのは内服のミノキシジル

通販のページや個人の投稿では、ミノキシジルの内服薬を「ミノタブ」と略して呼ぶことがあります。ミノキシジルタブレットの略で、指しているものはこの記事の内服のミノキシジルと同じものです。呼び方が変わっても、日本皮膚科学会のガイドラインでの位置づけは推奨度Dのままです。

日本では発毛を目的にしたミノキシジルの内服薬が承認されていません。そのためクリニックで処方されるものも海外製になり、国内未承認の薬にあたります。国内未承認の薬で健康被害が出た場合は、医薬品副作用被害救済制度の対象から外れます。ここは自分で海外から取り寄せた場合だけでなく、クリニックで処方された場合も同じです。

ミノキシジル外用は濃度で毛の増え方が変わる

診療ガイドラインの推奨度
出典 日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」

ガイドラインが紹介している試験の数字です。脱毛部1平方センチあたりの毛が何本増えたかを比べています。

試験 条件 増えた本数(1平方センチあたり)
393名・48週 プラセボ(偽薬) +3.9本
2%ミノキシジル +12.7本
5%ミノキシジル +18.6本
国内300名・24週 1%ミノキシジル +21.2本
5%ミノキシジル +26.4本

表は横にスワイプできます

いずれも5%のほうが多い結果でした。国内の試験では5%と1%の差は統計的にも有意(p=0.02)とされています。ガイドラインが男性型脱毛症に推奨しているのは5%です。

924名を対象にした24週の解析では、2%ミノキシジル群で脱毛部の毛の総数が平均20.90本増えたという結果も紹介されています。

1%と5%で結果が違う

外用薬は濃度が分かれています。ガイドラインで推奨度Aが付いているのは5%のほうです。濃度が高いほど毛が増えるという単純な話ではなく、濃度ごとに試験が行われて評価が付いています。

15%という濃度はどこから来ているか

オンライン診療では15%の外用が出てくることがあります。日本で市販されている外用薬の濃度は5%までなので、15%は国内で承認された濃度を超えています。ガイドラインの推奨度も付いていません。

塗る量と回数

外用は1日2回、1回1mlが目安とされています。頭皮が乾いた状態で塗り、塗ったあとしばらく手を洗わずに触らないようにします。量を増やせば早いというものではありません。

濃度ごとに毛が何本増えたか

ガイドラインには実際の本数が載っています。393名を48週観察した試験では、脱毛部1平方センチメートルあたりの非軟毛の数が、偽薬で3.9本、2%で12.7本、5%で18.6本増えました。

濃度 増えた非軟毛の数 試験
偽薬 3.9本 393名・48週
2% 12.7本 393名・48週
5% 18.6本 393名・48週

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国内の試験でも5%が上回った

国内で300名を24週観察した試験では、1%で21.2本、5%で26.4本でした。5%のほうが有意に多いという結果です。推奨度Aが5%に付いているのはこの根拠からです。

濃度 増えた本数 試験
1% 21.2本 国内300名・24週
5% 26.4本 国内300名・24週

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1平方センチメートルあたりの本数なので、頭全体では大きな数になります。ただし24週から48週かけた結果です。

ミノキシジル内服が推奨度Dとされている理由

ガイドラインは、ミノキシジル内服について次の3点を挙げています。

臨床試験が実施されていない

「ミノキシジル内服の有用性に関して臨床試験は実施されていない」と書かれています。効くか効かないかを確かめた比較試験がない、ということです。

治療薬として認可されている国がない

ミノキシジルはもともと血圧を下げる薬(降圧剤)として開発されました。日本ではその降圧剤としても認可されていません。男性型脱毛症の治療薬として認可されている国もない、とされています。

全身の多毛症を起こす副作用がある

頭以外の場所にも毛が生えます。ガイドラインは、それにもかかわらず処方されたり個人で取り寄せられたりしている状況を、医薬品医療機器等法の観点から問題視しています。

ここは知らずに飲んでいる人が多い部分です。オンライン診療の発毛プランに標準で入っていることがあり、名前も「ミノキシジルタブレット」なので、外用と同じものだと思ってしまいます。

3院の取り扱いを並べるとこうです。

クリニック 内服の取り扱い 内服が入るプラン 外用の取り扱い 公式サイト
クリニックフォア あり(2.5mg・EXは5mg) 発毛ライトプラン以上 ミノキシジル外用12%
(フィナステリド0.01%含む)
公式サイト
DMMオンラインクリニック あり(2.5mg・5mg・10mg) 発毛ライトプラン以上 ミノキシジルローション15% 公式サイト
レバクリ あり(5mg) 発毛プラン・発毛プランEX ミノキシジル外用5%・15% 公式サイト

表は横にスワイプできます

DMMは公式サイトに「ミノキシジル外用薬のうち、含有量が5%より多いものは国内未承認です」と明記しています。レバクリも外用15%と内服を国内未承認としています。国内未承認の薬は医薬品副作用被害救済制度の対象外です。

もともと血圧の薬として作られた

ミノキシジルの内服は、血圧を下げる薬として開発されたものです。全身の毛が濃くなる作用が副作用として知られ、そこから発毛に転用されました。日本では発毛を目的にした内服薬が承認されていません。

ガイドラインが挙げている問題

ガイドラインは、全身の多毛症を起こす副作用があることを根拠に、医師が安易に処方したり、一般の人が個人輸入で入手して服用することがあり、医薬品医療機器等法の観点から問題視されていると書いています。

成分量はどのくらいか

オンライン診療で出てくる内服は1錠にミノキシジル5mgが配合されているものが中心です。1日1回、決まった時間に飲む形になります。外用は濃度5%と15%が配合されたものが出ています。

内服 外用
推奨度 D(行うべきではない) A(5%。行うよう強く勧める)
国内承認 発毛を目的にしたものは無し 5%まで市販あり
成分量の例 1錠5mg 濃度5%と15%
使い方 1日1回 1日2回 1回1ml
救済制度 対象外 国内承認品なら対象

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広告主自身が公式サイトに書いていること

クリニックフォアの公式サイトには、ミノキシジル内服について「AGA治療を目的とした処方は国内で承認されていません」と書かれています。さらに、諸外国でもAGA治療を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があるとも記載されています。

公式が挙げている症状

出るところ 記載されている症状
循環器 血圧の低下、心拍数の増加
頭痛、めまい
体重の増加、手足のむくみ

表は横にスワイプできます

もともと高血圧の薬である意味

アメリカ食品医薬品局(FDA)では高血圧の薬として承認されています。血圧を下げる作用が本体で、毛が濃くなるのはそこに付いてきた作用です。飲むと全身に効くのはこの成り立ちからです。

同成分の国内承認薬がない

フィナステリドやデュタステリドは、海外製を使っていても同じ成分の国内承認薬が存在します。ミノキシジル内服にはそれがありません。国内で承認されているのは外用だけです。

ガイドラインが挙げている3つの理由

理由 ガイドラインの記載
試験がない ミノキシジル内服の有用性に関して臨床試験は実施されていない
認可がない 降圧剤として開発されたが日本では認可されていない。男性型脱毛症の治療薬として認可されている国もない
使われ方の問題 全身の多毛症を起こす副作用を根拠に安易に処方されたり個人輸入されることがあり、医薬品医療機器等法の観点から問題視されている

表は横にスワイプできます

臨床試験が実施されていないという意味

効かないという結果が出たのではなく、確かめる試験そのものが行われていないということです。外用の18.6本のような数字が内服には存在しません。

市販の発毛剤とクリニックの外用薬の違い

ミノキシジルの外用薬は、市販の発毛剤としてドラッグストアでも取り扱いがあります。市販品の濃度は1%から5%が一般的です。国内で承認されている外用の上限が5%なので、市販品の5%とクリニックの5%は同じ濃度になります。

クリニックが扱う12%や15%は、この上限を超えるため国内未承認です。医師の判断で個人輸入した海外製という位置づけになります。濃度が高いほど毛が増えやすいという試験結果はありますが、5%を超える濃度で日本人を対象にした比較試験のデータは、ガイドラインには載っていません。

市販品を使うか処方を受けるかで変わるのは、濃度そのものより「医師が間に入るかどうか」です。頭皮のかぶれが出たとき、抜け毛が続くとき、AGA以外の脱毛症の可能性があるときに相談できる先があるかが違います。

市販の発毛剤との違いは濃度と受け取り方

ドラッグストアで買える発毛剤にもミノキシジルが入っています。濃度は5%までで、第1類医薬品として薬剤師の説明を受けて渡されます。クリニックの外用も5%が中心で、ここは大きく変わりません。

クリニックで受け取る利点

変わるのは、内服のフィナステリドやデュタステリドと組み合わせられる点と、経過を相談できる点です。外用だけなら市販でも同じものが手に入ります。

ミノキシジル外用と内服の副作用

タイプ 起こりうる症状 作用する範囲
外用 塗った場所のかゆみ、かぶれ、乾燥、初期脱毛 塗った場所が中心
内服 むくみ、動悸、血圧低下、息切れ、めまい、頭痛、体重増加、全身の多毛症 全身

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内服は全身に作用します。もともと血圧を下げる薬なので、循環器の症状が出ることがあります。心臓や血圧に持病がある人は、診察のときに必ず伝えてください。

3院とも公式サイトに内服の副作用を明記しています。DMMは「むくみ、動悸、血圧低下、息切れ、めまい、頭痛、多毛症」、レバクリは「稀に血圧低下や心拍数の増加・頭痛やめまい・体重増加・手足のむくみ・多毛症」としています。

内服で報告されている副作用

飲む場合は全身に作用します。もともと血圧の薬なので、血圧の低下や動悸、むくみが起こることがあります。毛が濃くなるのも髪だけではなく、髭や体毛が濃くなる多毛症として現れることがあります。

出るもの 内服 外用
全身 血圧低下、動悸、むくみ
髭や体毛が濃くなる多毛症 塗ったところの周辺
皮膚 かゆみ、赤み、フケ
飲み始め 初期脱毛が出ることがある 初期脱毛が出ることがある

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初期脱毛は毛が生え変わるときに起きる

使い始めに抜け毛が増えることがあります。毛の代謝が進んで抜けるもので、毛根が動き始めたサインとされています。ただし続く場合や体調の変化がある場合は自己判断でやめず、診察で相談してください。

血圧の薬を飲んでいる人

もともと降圧薬を飲んでいる場合、作用が重なることがあります。問診の既往歴と服用中の薬の欄に必ず書いてください。

ソクピルのピルコラムでは「ミノキシジルとは?外用と内服の違い・副作用・市販品と処方薬の比較」について紹介しています。併せてご覧ください。

変化を感じるまでの期間と初期脱毛

ガイドラインが引用している試験は、短いもので16週、多くは24週から48週を観察期間としています。数週間で判断できるものではありません。

AGA治療で1〜2ヶ月目に初期脱毛が増え3〜6ヶ月目に抜け毛が減り6ヶ月から1年で変化を判断できることを3つの時期で示した図
飲み始めから判断できるようになるまでの目安です。個人差があります。

使い始めの時期に抜け毛が一時的に増えたように感じることがあります。初期脱毛と呼ばれるもので、髪の生え変わりの周期が動き出すときに起きるとされています。ミノキシジルは毛をつくる細胞にはたらきかける薬なので、この現象は外用でも内服でも起こりえます。

各クリニックとも一時的なものと説明していますが、続く場合や体調の変化がある場合は別です。とくに内服でむくみや動悸が出たときは、自己判断で続けずに相談してください。

やめると元に戻ります。ミノキシジルは毛をつくる細胞にはたらきかけている間だけ作用する薬です。抜け毛を抑えるフィナステリドやデュタステリドと組み合わせるのが一般的なのは、役割が違うからです。

2ヶ月から6ヶ月が目安

内服は使い始めからおおよそ2〜6ヶ月で変化を感じるとされています。抜け毛を抑えるフィナステリドの判定に48週かかることを考えると、発毛側のほうが早く見えることになります。

やめると戻る

使うのをやめると作用も止まります。1年続けるつもりなら1年分の支払いを、その先も続けるなら2年目以降の金額を先に見ておいたほうが現実的です。

時期ごとに何が起きるか

時期 起きること すること
飲み始め〜1ヶ月 初期脱毛が出ることがあります 自己判断でやめず、続く場合は相談します
2〜6ヶ月 ミノキシジルは変化を感じ始める時期です 写真を同じ条件で撮っておきます
6ヶ月〜1年 抜け毛を抑える薬の判定ができる時期です 続けるかどうかを決めます
やめたあと 作用が止まり元に戻ります やめる前に診察で相談します

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3院のミノキシジルの取り扱いと1年の総額

公式サイトの表示価格から、1年分の金額を出します。すべて税込です。

フィナステリド単剤を1年続けたときの総額

レバクリ17,297円
DMMオンラインクリニック25,718円
クリニックフォア45,892円

処方料に配送料と診察料を足した1年目の額。条件が違うため金額の低さだけで優劣は決まりません。

クリニック 1ヶ月あたり 12ヶ月分 配送料(年) 年間総額 公式サイト
レバクリ ミノキシジル外用5% 6,232円/本 74,784円 1,100円 75,884円 公式サイト
クリニックフォア ミノキシジル外用12%
12ヶ月まとめて定期
6,686円 80,232円 550円 80,782円 公式サイト
DMMオンラインクリニック ミノキシジルローション15%
12ヶ月ごと定期
8,305円 99,660円 550円 100,210円 公式サイト
DMMオンラインクリニック ミノキシジル内服5mg
12ヶ月ごと定期
5,408円 64,900円 550円 65,450円 公式サイト
クリニックフォア ミノキシジル内服
12ヶ月まとめて定期
4,498円 53,976円 550円 54,526円 公式サイト

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※レバクリの外用は1本単位の取り扱いのため、1ヶ月1本として計算しています※いずれも診察料は0円です(クリニックフォアは初診で薬が処方されなかった場合のみ税込1,650円)※詳細は公式サイトをご覧ください

外用のほうが金額は高くなります。ミノキシジル単独で使うより、抜け毛を抑える薬と組み合わせたプランのほうが結果的に安くなることが多いので、プランごとの金額もあわせて確認してください。

3院の総額を薬ごとに並べたものは、AGAオンライン診療のおすすめを1年目の総額で比べた記事にまとめています。

外用だけで組んだ場合の1年

レバクリの外用薬プランは、ミノキシジル外用5%が1本6,232円、15%が1本9,394円です。1本あたりの金額なので、内服の定期配送とは値段の出方が違います。

抜け毛を抑える内服に外用を足す組み方

推奨度Aだけで組むなら、フィナステリドかデュタステリドの内服に外用5%を足す形になります。推奨度Dの内服ミノキシジルを入れずに発毛まで狙える組み方です。

クリニックフォアのミノキシジル

1ヶ月分 半年分の1ヶ月あたり
ミノキシジル内服(海外製) 4,498円〜6,919円 7,326円
ミノキシジル外用12% 6,686円〜10,285円 10,890円

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外用12%という濃度

クリニックフォアの外用は12%で、フィナステリド0.01%を含みます。日本で市販されている外用薬は5%までなので、これも国内で承認された濃度ではありません。

3院で扱いを並べる

レバクリ DMMオンラインクリニック クリニックフォア
診察料 0円 0円 処方されれば0円
配送料 550円か1,100円 550円 550円
対面 なし なし 全国15院
国内承認薬 国内製プランあり 国内製セットあり 後発品とザガーロ
分割払い 6・12・24ヶ月ごとで可
返金・保証 副作用での全額返金保証 1ヶ月ごと決済が条件の全額保証 公表されていません
解約 いつでも可。手順は問い合わせ マイページから停止と変更 マイページから
支払い方法 カード・分割・代金引換 カード カード

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※詳細は公式サイトをご覧ください※2026年4月時点

外用だけで組むという選び方

ガイドラインの評価をそのまま反映するなら、フィナステリド内服(A)またはデュタステリド内服(A)に、ミノキシジル外用5%(A)を足す組み方になります。推奨度Aの治療だけで組める形です。

3院ともこの組み方はできます。ただしプラン名としてはまとまっていないことが多いので、診察で「内服のミノキシジルは外して、外用にしたい」と伝える形になります。

推奨度Aだけで組むとどうなるか

フィナステリド内服(A)+ミノキシジル外用5%(A)という組み方になります。プランとしてまとまっていないことが多いので、育毛プランに外用を足す形で注文します。

発毛プランを選ぶ前に確かめること

プランの中身に内服のミノキシジルが入っているかどうかは、プラン名ではなく成分の欄で確かめます。入っている場合、推奨度Dの薬を飲むという判断をしていることになります。

迷ったときの順番

まず抜け毛を抑える内服から始めて、半年から1年で判断し、足りなければ外用を足す。この順番なら推奨度Dの薬を入れずに進められます。

診察料0円深夜2時まで診察分割払いあり全額返金保証あり対面なし
  • ミノキシジル外用5%は1本6,232円、15%は9,394円で取り扱いがあります
  • フィナステリド単剤の育毛プランは12ヶ月分の定期配送で16,197円です
  • 初診も再診も診察料0円で、深夜2時まで診察枠があります
  • 副作用で継続できないと診断された場合の全額返金保証があります

レバクリの公式サイトで料金とプランを見る

※自由診療※レバクリはオンライン診療のプラットフォームで、診察は提携先医療機関が行います。※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。※詳細は公式サイトをご覧ください

処方されれば診察料0円全国15院で対面国内後発品とザガーロ配送料550円
  • ミノキシジル外用12%を12ヶ月まとめて定期で月6,686円から取り扱っています
  • オンライン診療と全国15院の対面診療を使い分けられます
  • フィナステリドとデュタステリドの国内後発品、ザガーロの取り扱いがあります
  • 薬が処方されれば診察料は0円、配送料は1回550円です

クリニックフォアの公式サイトで料金とプランを見る

※自由診療※クリニックフォアは医療機関であり、医師の診察・診断に基づいてお薬が処方されます。※処方されなかった場合は初診時に診察料税込1,650円がかかります。※詳細は公式サイトをご覧ください

※15院(2026年4月時点)※診療時間は、土日祝日をはじめ日によって異なる場合がございます。

オンライン診療の発毛プランはほとんどにミノキシジル内服が入っている

推奨度Dとされている内服を避けたくても、プランの中身を見ないと入っているかどうか分かりません。DMMオンラインクリニックの発毛系プランを1セットずつ数えました。

発毛系プランのセットは全部で18通りあり、そのうち16通りにミノキシジルの飲み薬が入っています。入っていないのは発毛ライトプランの「デュタステリド・ミノキシジルローションセット」と「国内製デュタステリド・ミノキシジルローションセット」の2つだけです。

プラン ミノキシジルの飲み薬 1ヶ月あたり 1年目の合計
予防プラン 入っていない 2,097円 25,718円
デュタステリド単剤 入っていない 3,117円 37,950円
発毛ライトプラン
デュタステリド・ミノキシジルローションセット
入っていない 9,680円 116,710円
発毛ライトプラン
フィナステリドセット
入っている 3,722円 45,210円
発毛ベーシック・スマート・ストロング すべてのセットに入っている 4,972円〜16,179円 60,214円〜194,698円

表は横にスワイプできます

ミノキシジルの飲み薬について、DMMは公式サイトに「内服薬としては未承認の医薬品です。万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります」と明記しています。副作用としてむくみ、動悸、血圧低下、息切れ、めまい、頭痛、多毛症が挙げられています。

塗り薬だけで組みたい場合、プラン名ではなくセット名まで確認する必要があります。「ミノキシジルローションセット」と付いていても、発毛スマートプランと発毛ストロングプランは飲み薬も一緒に入っています。

ミノキシジルの外用薬と内服薬を両方使った経過です。

クリニックフォアが公開している50代の発毛最強プランEXの経過写真
50代/8ヶ月 発毛最強プランEX
処方された薬 フィナステリド内服薬1mg, ミノキシジル内服薬5mg, ミノキシジル外用薬, スカルプケアサプリ
費用 27,863円(税込)/月
頭頂部を中心に、広い範囲で地肌の透け感が目立ちにくくなり、ボリューム感にも変化がみられます。毛髪全体にボリューム感やハリ・コシが増した状態となり、見た目の印象にも変化がうかがえます。

※上の写真はクリニックフォアの公式サイトが公開しているもので、当サイトが撮影したものではありません。※自由診療のため公的医療保険は適用されません。費用は公式サイトの表示(税込)です。※写真の経過は個人差があり、同じ変化を保証するものではありません。※フィナステリド内服薬の主な副作用は食欲不振、抑鬱感、かゆみ、蕁麻疹、男性機能低下(性欲減退、勃起不全、精液減少)など。デュタステリド内服薬も同様の副作用が報告されています。ミノキシジル内服薬はむくみ、動悸、血圧低下、息切れ、めまい、頭痛、多毛症などです。※医師の診察・診断に基づいてお薬が処方されます。医師の判断により処方できない場合があります。

よくある質問

ミノキシジルの内服は飲まないほうがいいですか
日本皮膚科学会の診療ガイドラインは推奨度D(行うべきではない)としています。理由は、有用性を確かめる臨床試験が実施されていないこと、治療薬として認可されている国がないこと、全身の多毛症を起こす副作用があることです。ただし実際には多くのクリニックが発毛プランに組み込んでいます。この評価があることを知ったうえで、外用だけにするかどうかを医師と相談してください。
外用は何%を選べばいいですか
ガイドラインが男性型脱毛症に推奨しているのは5%です。国内で承認されている外用の上限も5%です。クリニックが扱う12%や15%は国内未承認で、医薬品副作用被害救済制度の対象外になります。
市販の発毛剤とクリニックの薬は違いますか
5%どうしなら濃度は同じです。違うのは医師が間に入るかどうかで、頭皮のかぶれが出たときやAGA以外の脱毛症の可能性があるときに相談できる先があるかが変わります。
塗るのと飲むのを両方やってもいいですか
医師の判断によります。内服は全身に作用するため、循環器の持病がある人は避けたほうがいい場合があります。診察で相談してください。
いつから変化が出ますか
ガイドラインが引用している試験は16週から48週を観察期間としています。数週間で判断できるものではありません。
やめたら元に戻りますか
戻っていきます。ミノキシジルは使っている間だけ作用する薬です。抜け毛を抑えるフィナステリドやデュタステリドと組み合わせるのが一般的です。

DMMオンラインクリニックについてさらに詳しく

参考にした資料

  • 日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」 PDF
  • レバクリ 男性AGA(治療プランと料金・よくある質問) 公式サイト
  • DMMオンラインクリニック 男性AGA(料金表・注記) 公式サイト
  • クリニックフォア 男性AGAのオンライン診療(料金表・注記) 公式サイト
  • 医薬品医療機器総合機構「医薬品副作用被害救済制度」 ページ

料金は各クリニックの公式サイトの表示(税込)をもとに記事作成時点で確認したものです。最新の金額と条件は公式サイトをご確認ください。

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