フィナステリドは通販で入手できる?処方で受け取ると1年17,297円から

フィナステリドは通販で入手できる?処方で受け取ると1年17,297円から

PR この記事にはクリニックの広告リンクが含まれます。掲載している料金は各クリニックの公式サイトの表示(すべて税込)をもとにしています。

フィナステリドは薬局の店頭にもネット通販の商品棚にも並んでいません。添付文書に「処方箋医薬品」と書かれている薬で、医師の処方箋がなければ国内では手に入らないからです。

そのうえで、実際に手に入れる方法は2つあります。オンライン診療で医師の処方を受けて自宅に届けてもらう方法と、海外から自分で取り寄せる方法です。後者は金額だけ見れば安いことがありますが、体に異常が出たときに戻れる場所がありません。処方で入手した場合に1年でいくらかかるのかを実額で出したうえで、2つの違いを整理します。

フィナステリド単剤の1年目の総額を3院で比べた横棒グラフ
各社の公式サイトの表示価格(税込)から計算。用量と条件が違うため、金額の低さだけで優劣は決まりません。
処方されれば診察料0円全国15院で対面国内後発品とザガーロ配送料550円
  • 国内で承認された薬を扱っている
  • 薬が処方された場合は診察料がかからない
  • 対面のクリニックもあり、オンラインと使い分けられる

クリニックフォアの公式サイトで料金を見る

※自由診療※クリニックフォアは医療機関であり、医師の診察・診断に基づいてお薬が処方されます。※処方されなかった場合は初診時に診察料税込1,650円がかかります。※詳細は公式サイトをご覧ください

目次

フィナステリドは処方箋がないと手に入らない

フィナステリド錠1mgの添付文書には「処方箋医薬品 注意-医師等の処方箋により使用すること」と記載されています。市販薬ではないので、ドラッグストアの店頭でも、国内の通販サイトでも取り扱いはありません。

フィナステリドはネット通販でもドラッグストアでも手に入らず医師の診察と処方が必要であることを示した図
処方箋医薬品なので、通販の商品としても店頭にも並びません。

「通販」という言葉で探している人の多くが求めているのは、店舗に行かずに自宅で受け取れる形だと思います。それはオンライン診療で実現できます。スマートフォンで医師の診察を受けて、処方が決まれば自宅やコンビニに届く仕組みです。

フィナステリドは5α還元酵素II型を選択的に抑えて、テストステロンからジヒドロテストステロン(DHT)への変換を妨げる薬です。DHTが増えると髪の成長期が短くなるため、この変換を抑えることで抜け毛の進行を抑えます。

薬局やドラッグストアの店頭には並んでいない

フィナステリドは処方箋医薬品です。薬剤師のいる薬局でも、処方箋を持っていかなければ渡せません。市販の育毛剤と同じ棚を探しても見つからないのはこのためです。

ネット通販の商品として売られていない

国内のネット通販でも同じです。処方箋医薬品はサイトの商品として並べられません。検索して出てくる「通販」の多くは、海外の事業者から自分で取り寄せる個人輸入の代行です。

オンライン診療は通販ではなく診療にあたる

スマホで完結して自宅に届く形なので通販のように見えますが、間に医師の診察が入ります。問診に答えて、医師が処方できると判断したときに薬が発送されます。処方できないと判断されることもあります。

手に入れ方 医師の診察 国内承認 救済制度
対面のクリニック あり 選べる 国内承認品なら対象
オンライン診療 あり 院によって海外製が初期表示 国内承認品なら対象
個人輸入の代行 なし なし 対象外

表は横にスワイプできます

処方を受けるまでの手順

手順 やること かかる時間
1 公式サイトで診察の日時を選びます 1枠15分
2 事前の問診に答えます 数分
3 オンラインで診察を受けます 最短15分で処方まで
4 案内された画面で決済します
5 薬が発送されます 午前8時までなら当日発送の予定

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フィナステリドを処方で入手した場合の1年の総額

オンライン診療でフィナステリド単剤を1年続けた場合、公式サイトの表示価格から計算すると次のようになります。処方料に配送料と診察料を足した実額です。すべて税込です。

フィナステリド単剤を1年続けたときの総額

レバクリ17,297円
DMMオンラインクリニック25,718円
クリニックフォア45,892円

処方料に配送料と診察料を足した1年目の額。条件が違うため金額の低さだけで優劣は決まりません。

クリニック プラン 処方料(12ヶ月) 配送料(年) 診察料 年間総額 公式サイト
レバクリ 育毛プラン
フィナステリド1.3mg
定期配送12ヶ月分
16,197円 1,100円 0円 17,297円 公式サイト
DMMオンラインクリニック 予防プラン
フィナステリド1mg
らくらく定期便12ヶ月ごと
25,168円 550円 0円 25,718円 公式サイト
クリニックフォア 予防プラン
海外製フィナステリド
定期配送1ヶ月ごと
39,292円 6,600円 0円 45,892円 公式サイト

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国内で承認された薬(国内後発品・国内製)を選ぶと金額は上がります。参考までに並べます。

クリニック 国内承認のフィナステリド 1ヶ月あたり 先発品(プロペシア) 公式サイト
レバクリ 国内製 育毛プラン 3,445〜6,050円 取り扱いの記載なし 公式サイト
DMMオンラインクリニック 国内製フィナステリド1mg 4,299〜5,830円 月10,780円 公式サイト
クリニックフォア フィナステリド国内後発品 4,498〜6,919円 取り扱いの記載なし 公式サイト

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※金額は各クリニックの公式サイトの表示(税込)から計算しています※詳細は公式サイトをご覧ください

いちばん低い組み方は1年17,297円

フィナステリド単剤で1年続けた場合、3院でいちばん低いのはレバクリの育毛プランです。12ヶ月分の定期配送で処方料が16,197円、配送料1,100円を足して17,297円になります。診察料は0円です。

周期を短くすると同じプランでも上がる

定期配送の周期は1ヶ月ごとから24ヶ月ごとまであります。周期が短いほど1ヶ月あたりが高く、配送料の回数も増えます。同じ薬でも1年の支払いが2倍以上変わります。

月額表示に入っていない費用

公式サイトの大きな数字は処方料の1ヶ月あたりです。ここに入っていないのが配送料と、院によっては診察料です。1年でいくらかを出すときは3つを足します。

足すもの レバクリ DMM クリニックフォア
診察料 0円 0円 処方されれば0円
配送料 550円か1,100円 550円 550円
処方されなかった場合 初診1,650円

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費目ごとの内訳

費目 いくらか 見落としやすい点
処方料 プランと周期で決まります 表示は1ヶ月あたりの下限であることが多いです
配送料 1回550円か1,100円 周期が短いほど回数が増えます
診察料 0円 処方されなかった場合にかかる院があります
代金引換の手数料 550円 レバクリで代金引換を選んだ場合
分割の手数料 カード会社の設定 支払回数に応じてかかります

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診察料0円深夜2時まで診察分割払いあり全額返金保証あり対面なし
  • 育毛プランは12ヶ月分の定期配送で16,197円、配送料1,100円を足した1年目は17,297円です
  • 初診も再診も診察料0円で、深夜2時まで診察枠があります
  • 国内製フィナステリドのプランもあります
  • 処方薬は第三者機関で有効成分の検査を実施しています

レバクリの公式サイトで料金とプランを見る

※自由診療※レバクリはオンライン診療のプラットフォームで、診察は提携先医療機関が行います。※医師の判断によりお薬を処方できない場合があります。※詳細は公式サイトをご覧ください

自分の状態を確かめてから決めたい方は、ソクピルのピルコラムの「フィナステリドは通販で入手できる?個人輸入のリスクとオンライン診療の比較」を参考にしてください。

フィナステリドを海外から自分で取り寄せる方法の何が問題か

もうひとつの方法が、海外から自分で取り寄せる形です。厚生労働省は、医薬品を海外から取り寄せようとする人に向けて注意を呼びかけています。抜けるのは次の点です。

海外から自分で取り寄せる場合の4つのリスクを並べた図
金額だけ見れば低く出ることがありますが、引き換えになるものがあります。

自分で海外から取り寄せる場合

医師の診察を受けない/届いたものが本物かの確認は自己責任/体に異常が出ても相談先がない/持病や飲み合わせを見てもらえない/健康被害はすべて自己責任になります。

オンライン診療で処方を受ける場合

医師が問診したうえで判断する/国内の医療機関が窓口になる/体に異常が出たら医師に相談できる/持病や飲み合わせを確認できる/合わなければ中止の判断を一緒にできます。

どちらにも共通すること

医薬品副作用被害救済制度は、自分で取り寄せた薬には使えません。クリニックで処方される海外製の薬も同じく対象外です。

診察がない

フィナステリドは肝機能障害が重大な副作用として挙げられている薬です。持病や飲み合わせを確認しないまま飲み始めることになります。女性や小児は服用してはいけない薬でもあります。

中身の確認ができない

届いたものが表示どおりかを個人で確かめる手段はありません。

体に異常が出たときに戻る場所がない

症状が出ても、処方した医師がいないので相談先がありません。飲むのをやめるべきかどうかも自分で判断することになります。

届かないことがある

フィナステリドは飲み続けて意味が出る薬です。配送が止まると治療そのものが中断します。

成分量が表示どおりとは限らない

海外から個人で取り寄せた薬は、日本の承認を受けていません。含まれている成分の量が表示どおりか、そもそも同じ成分かを確かめる仕組みが間に入らないためです。厚生労働省も個人輸入のページで注意を出しています。

体に異常が出ても救済制度が使えない

国内で承認された薬を適正に使って健康被害が出た場合は、医薬品副作用被害救済制度で医療費や年金が支払われます。国内未承認の薬は最初から対象外です。

やめどきを相談する相手がいない

飲み続けるかどうか、量を変えるかどうかを判断するのは診察の一部です。自分で取り寄せた場合、その相手がいません。PSAの検査で伝えるべきことも、自分で管理することになります。

差額はいくらか

金額だけを見れば個人輸入のほうが低く出ることがあります。ただし処方で受け取っても1年17,297円からで、1ヶ月あたりにすると1,441円です。差額と、上の3つを引き換えにするかという話になります。

救済制度は海外製の薬なら処方でも対象外

ここは他の記事であいまいに書かれがちなので、正確に整理します。

国内承認薬は救済制度の対象で海外製は対象外であることを対比した図
対象を決めるのは処方の有無ではなく、薬が国内で承認されているかどうかです。

医薬品副作用被害救済制度は、医薬品を適正に使ったにもかかわらず重い副作用が起きた場合に、医療費や年金を給付する制度です。個人で輸入した医薬品による健康被害は対象外です。

ただし、クリニックで処方された薬であっても、海外製であれば対象外です。クリニックフォアの公式サイトにも「医薬品副作用被害救済制度等の対象外となります」と明記されています。この記事で挙げた3院の安いプランは、いずれも海外製のフィナステリドです。

制度の対象になるのは、国内で承認された医薬品を適正に使った場合です。そこを重く見るなら、国内で承認されたフィナステリド(国内後発品・国内製・プロペシア)を処方してもらう必要があります。金額は上がりますが、選べる形にはなっています。

違いは医師が間に入るかどうかです。救済制度の扱いは、どちらも同じになります。持病や飲み合わせを確認できること、体に異常が出たときに相談できること、続けるかやめるかを一緒に判断できること。ここが実務的な差になります。

対象を決めるのは処方の有無ではない

医師が処方していれば救済制度の対象になると読める書き方をしている記事がありますが、対象を決めるのは薬が国内で承認されているかどうかです。処方されていても海外製なら外れます。

広告主3院の表記

クリニックフォアの公式サイトには「医薬品副作用被害救済制度等の対象外となります」と明記されています。海外製を扱う院はこの注記を出しています。プランを選ぶ画面で、国内製と海外製のどちらを選んでいるかを確かめてください。

国内承認品に切り替えるといくら上がるか

同じ成分でも国内承認の後発品に変えると1ヶ月あたりが上がります。レバクリの場合、育毛プランの962円に対して国内製育毛プランは3,445円で、差は2,483円です。

広告主の公式サイトにも同じことが書いてある

国内の承認 同成分の国内承認薬 諸外国での承認
フィナステリド内服 AGA治療薬として厚生労働省に承認されていないものを扱っています 国内で承認された同成分の薬があります アメリカ食品医薬品局(FDA)でAGA治療薬として承認されています
デュタステリド内服 AGA治療薬として厚生労働省に承認されていないものを扱っています 国内で承認された同成分の薬があります FDAでは前立腺肥大症の薬として承認されています
ミノキシジル内服 AGA治療を目的とした処方は国内で承認されていません 国内で承認された同成分の内服薬はありません FDAで高血圧の薬として承認されていますが、諸外国でもAGA治療目的の使用は承認されていません
ミノキシジル外用 AGA治療薬として厚生労働省に承認されていないものを扱っています 濃度の異なる一般用医薬品なら承認されています FDAでAGA治療薬として承認されています

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クリニックフォアの公式サイトに掲載されている未承認医薬品等の記載から。いずれも重篤な副作用が出た場合は医薬品副作用被害救済制度の対象外です。

入手経路も公表されている

クリニックフォアは、未承認の薬について「厚生局の正式なプロセスを経て、当院医師の判断の下、輸入をしたもの」と書いています。個人が輸入サイトで買う場合との違いはここです。ただし救済制度の対象外という点は変わりません。

フィナステリドの処方をどこで受けるかの選び方

見るべきところを4つに絞ります。

クリニックフォアのロゴクリニックフォア
クリニックフォアの公式サイト

対面診療全国15院
血液検査自宅キットあり
国内承認薬選べます
初回割引あり
  • オンラインと全国15院の対面診療を使い分けられます
  • 自宅で受けられる血液検査キットがあります
  • フィナステリドとデュタステリドの国内後発品、ザガーロを選べます
  • 薬が処方されれば診察料は0円です
扱う薬 発毛最強/発毛基本/発毛ライト(合剤)/予防の各プランと、フィナステリド国内後発品、デュタステリド国内後発品、ザガーロ、ミノキシジル内服(海外製)、ミノキシジル外用12%
診察料と配送料 薬が処方されれば診察料0円(処方されなかった場合は初診1,650円)。配送料は1回550円
血液検査 自宅で受けられる血液検査キットがあります。対面の院でも受けられます
診療時間 予約は24時間受付。診察は約10分
割引と返金 予防プランの初回割引と、まとめて定期の割引。返金の制度は公表されていません
支払い方法 クレジットカード
対面 全国15院

※詳細は公式サイトをご覧ください ※2026年4月時点

クリニックフォアの公式サイトで料金とプランを見る

1年でいくら払うか

月額表示には配送料が入っていません。1ヶ月ごとの定期だと配送料が12回分かかります。年額に直して比べてください。

国内承認薬を選べるか

救済制度の対象になるかどうかが変わります。3院とも国内承認の薬を扱っていますが、先発品まで扱うのはDMMとクリニックフォアです。

やめるときの条件

まとめ払いを選ぶと、次の決済のタイミングまで拘束されます。クリニックフォアのまとめて定期は350日後、DMMは発送の2日前まで解約可、レバクリも解約手数料なしとしています。

対面が必要になったとき動けるか

AGA以外の脱毛症の可能性がある場合や、進行していて判断がつかない場合は対面が要ります。クリニックフォアは全国15院で対面診療も行っています。

※15院(2026年4月時点)

3院の総額を並べて選ぶ場合は、AGAオンライン診療のおすすめを1年目の総額で比べた記事にまとめています。

まず国内製と海外製のどちらで組むかを決める

ここが決まると院とプランはかなり絞れます。国内製で組むなら金額は上がりますが、救済制度の対象に入ります。

次に1年でいくらまで出せるかを決める

月額ではなく1年の総額で決めたほうがぶれません。周期を長くすると下がりますが、途中でやめたときに支払い済みの分は戻りません。

血液検査や対面が要るかを見る

肝臓の数値を指摘されたことがある人や、前立腺の検査を控えている人は、対面に切り替えられる院のほうが動きやすくなります。クリニックフォアはオンラインと全国15院の対面を使い分けられます。

やめるときの条件を先に見ておく

始めるときの手数は3院とも少ないですが、やめるときの条件は違います。支払い済みの薬が戻らない点は共通です。

3院を仕様で並べる

レバクリ DMMオンラインクリニック クリニックフォア
診察料 0円 0円 処方されれば0円
配送料 550円か1,100円 550円 550円
対面 なし なし 全国15院
国内承認薬 国内製プランあり 国内製セットあり 後発品とザガーロ
分割払い 6・12・24ヶ月ごとで可
返金・保証 副作用での全額返金保証 1ヶ月ごと決済が条件の全額保証 公表されていません
解約 いつでも可。手順は問い合わせ マイページから停止と変更 マイページから
支払い方法 カード・分割・代金引換 カード カード

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※詳細は公式サイトをご覧ください※2026年4月時点

国内承認品で組んだときの価格

クリニック 国内承認のフィナステリド 金額
クリニックフォア 国内後発品 1ヶ月分4,498円 半年分の1ヶ月あたり7,326円
レバクリ [国内製]育毛プラン 1ヶ月あたり3,445円〜6,050円
DMMオンラインクリニック 国内製セット 海外製から月990〜4,965円増

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処方されれば診察料0円全国15院で対面国内後発品とザガーロ配送料550円
  • フィナステリドの国内後発品を12ヶ月まとめて定期で月4,498円から処方しています
  • オンライン診療と全国15院の対面診療を使い分けられます
  • 予防プラン(海外製)は初月1,760円、2ヶ月目以降は3,412円です
  • 薬が処方されれば診察料は0円、配送料は1回550円です

クリニックフォアの公式サイトで料金とプランを見る

※自由診療※クリニックフォアは医療機関であり、医師の診察・診断に基づいてお薬が処方されます。※処方されなかった場合は初診時に診察料税込1,650円がかかります。※詳細は公式サイトをご覧ください

※15院(2026年4月時点)※診療時間は、土日祝日をはじめ日によって異なる場合がございます。

48週で58.3% 判定に必要な期間

国内で行われた臨床試験(414例)では、48週の時点で頭頂部の写真評価が良くなったと判定された人は、フィナステリド1mg群で58.3%、偽薬を飲んだ群で5.9%でした。

フィナステリド1mg群とプラセボ群で写真評価が良くなった人の割合を比べた棒グラフ
出典 フィナステリド錠1mg 添付文書(医薬品医療機器総合機構)

この試験を引き継いだ長期投与試験(374例)では、通算96週まで写真評価が維持されることが示されています。逆に言えば、飲むのをやめれば元に戻っていきます。1年で終わりではなく、続けるものだという前提で年額を見ておいてください。

飲み始めの時期に抜け毛が一時的に増えたように感じることがあります。初期脱毛と呼ばれるもので、各社とも一時的なものと説明しています。ただし続く場合や体調の変化がある場合は別です。自己判断でやめず、診察で相談してください。

48週の時点で58.3%

国内の臨床試験は48週(約11ヶ月)を観察期間としています。その時点で頭頂部の写真評価が良くなったと判定された人は1mg群で58.3%(77/132例)、偽薬群で5.9%(8/135例)でした。

途中でやめると元に戻る

抜け毛の進行を抑える薬なので、飲むのをやめると作用も止まります。1年で判断するつもりなら、1年分の支払いを先に見ておいたほうが現実的です。

初期脱毛は飲み始めの一時的なもの

飲み始めの時期に抜け毛が増えたように見えることがあります。一時的なものとされていますが、続く場合や体調の変化がある場合は自己判断でやめず、診察で相談してください。

副作用は1mg群6.5%でプラセボ群2.2%

フィナステリド1mg群とプラセボ群の副作用発現割合を比べた図
1mg群6.5%に対しプラセボ群2.2%。内訳で多かったのは性欲の低下(リビドー減退)1.1%と勃起機能不全0.7%です。

添付文書に挙げられているその他の副作用は、かゆみ・じんましん・発疹・くちびるや舌や顔の腫れといった皮膚の症状、性欲の低下、勃起機能不全・射精障害・精液量の減少、それに血液検査で見る肝臓の数値(AST・ALT・ガンマGTP)の上昇、乳房の痛みや張り、気分の落ち込み、めまいなどです。重大な副作用としては、まれに肝機能障害があらわれることがあるとされています。

市販後には、投与を中止したあとも性機能の症状が続いたという報告があると添付文書に書かれています。数としてはまれですが、こういう報告があることは知っておいてください。

もうひとつ、検査への影響があります。国内の24歳から50歳の男性型脱毛症の患者で、前立腺がんの検査に使う血清PSAの濃度が約40%低下したという報告があり、添付文書は前立腺がんの診断目的で測る場合に2倍した値を目安に評価するよう求めています。健康診断や泌尿器科で測るときは、飲んでいることを伝えてください。

副作用の中身をもう少し細かく見る場合は、フィナステリドの副作用はどのくらいかをまとめた記事を読んでください。

数字の内訳

国内の試験では、副作用が報告された人が1mg群139人のうち9人(6.5%)、偽薬群138人のうち3人(2.2%)でした。性機能に関するものは1mg群で2.9%、偽薬群で2.2%です。

重大な副作用は肝機能障害

添付文書に重大な副作用として挙がっているのは肝機能障害です。頻度は不明とされています。だるさが続く、皮膚や白目が黄色くなるといった変化が出たときは飲むのをやめて相談してください。

PSAは2倍して評価する

飲んでいるとPSAの数値が約40%下がります。前立腺の検査を受けるときは、薬の名前と飲み始めた時期を必ず伝えてください。

クリニックで処方される海外製も個人輸入と同じ扱いになる

個人輸入は救済制度の対象外だと知られていますが、クリニックで医師から処方された海外製の薬も、同じく対象外です。オンライン診療なら救済制度が使えると読める書き方をしている記事がありますが、そうとは限りません。

DMMは公式サイトの法的記載事項で、海外製のフィナステリドとデュタステリド、および内服のミノキシジルについて「国内未承認の医薬品」であり、「万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります」と明記しています。入手経路についても「提携クリニック所属の医師の判断の下、個人輸入をしたもの」と書かれています。

入手のしかた 医師の診察 薬の承認 救済制度
個人輸入の代行サイト なし 国内未承認 対象外
オンライン診療で海外製が処方された あり 国内未承認 対象外
オンライン診療で国内承認薬が処方された あり 承認済み 対象
対面のクリニックで国内承認薬が処方された あり 承認済み 対象

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医師の診察を受けているかどうかと、救済制度が使えるかどうかは別の話です。診察を受けることで、飲み合わせや持病の確認、合わなかったときに相談できるという点は確保されます。一方で救済制度は、処方された薬が国内で承認されているかだけで決まります。

DMMで扱っているフィナステリドの価格です。「国内製」と付いているものが国内で承認された薬です。

薬剤 12ヶ月ごと 6ヶ月ごと 3ヶ月ごと 1ヶ月ごと 単月
フィナステリド1mg(予防プラン) 2,097円 3,355円 3,483円 3,520円 3,960円
国内製フィナステリド1mg 4,299円 5,610円 5,793円 5,830円 6,600円
国内製プロペシア1mg(フィナステリド先発品) 10,780円 11,000円

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※すべて税込で、らくらく定期便の1ヶ月あたりの金額です。別に配送料550円がかかります。※詳細は公式サイトをご覧ください

デュタステリドでも同じ扱いになります。規格ごとの違いはデュタステリドのオンライン診療はどこかをまとめた記事にまとめています。

処方でも個人輸入でも同じ扱いになる部分

国内未承認という点では同じなので、救済制度の対象外という扱いは変わりません。違うのは、医師の診察が入るかどうかと、異常が出たときに連絡する先があるかどうかです。

それでも処方を勧める理由

飲んでよいかの判断と、やめどきの判断が入ります。PSAの件や肝臓の件を含めて、相談できる相手がいる状態になります。国内製を選べば救済制度の対象にもなります。

よくある質問

フィナステリドはドラッグストアで買えますか
取り扱いはありません。添付文書に処方箋医薬品と記載されている薬で、医師の処方箋が必要です。
いちばん安く処方してもらう方法は何ですか
海外製のフィナステリドを、まとめ払いの定期で契約する形になります。この記事の3院ではレバクリの育毛プランが1年目17,297円です。ただし海外製は医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
国内で承認された薬と海外製で、成分は違うのですか
有効成分は同じフィナステリドです。違うのは国内で承認されているかどうかで、それによって救済制度の対象になるかが変わります。
プロペシアとフィナステリドは別の薬ですか
プロペシアが先発品で、フィナステリドはその有効成分の名前です。国内で承認された後発品(ジェネリック医薬品)も同じ成分です。
飲むのをやめたらどうなりますか
5α還元酵素のはたらきを抑える薬なので、やめれば元の状態に戻っていきます。続けることを前提に年額で考えるのが現実的です。
女性が飲んでもいいですか
フィナステリドは女性と小児には投与しない薬です。とくに妊婦は禁忌とされています。錠剤を割ったり砕いたりしたものに触れることも避けるよう案内されています。

DMMオンラインクリニックについてさらに詳しく

参考にした資料

  • フィナステリド錠1mg 添付文書(医薬品医療機器総合機構) PDF
  • 厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」 ページ
  • 医薬品医療機器総合機構「医薬品副作用被害救済制度」 ページ
  • 日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」 PDF
  • レバクリ 男性AGA(治療プランと料金・よくある質問) 公式サイト
  • DMMオンラインクリニック 男性AGA(料金表・注記) 公式サイト
  • クリニックフォア 男性AGAのオンライン診療(料金表・注記) 公式サイト

料金は各クリニックの公式サイトの表示(税込)をもとに記事作成時点で確認したものです。最新の金額と条件は公式サイトをご確認ください。

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